MAKEとチームラボとSFCと

先週はMAKEに我が自信作「バコツイ」を展示してきました。ので、レポートを書いておきたいと思います。

http://btwi.labolo.net/

今回は、普段いろんなところでお世話になっているチームラボさんに、ブースをお借りして、チームラボMAKE部の人間として参加してきました。

会場準備

初日は会場が12時なので、午前中は設営の時間です。バコツイなんかは、パソコンを開いて設置するだけで準備は終わるので1時間前集合で会場入りしました。

私のブースの前方にはなにやら巨大な人工衛星のようなものが・・・どうやらあればあの「はやぶさ」の精巧な模型のようだ。とりあえず「オカエリナサト」と言っておこう。

ささっと設置して、バコツイブースはこんな感じ。バーコードのテンプレートを周りに配置してバーコードらしさを前面に押し出してみました。これで世の中のバーコード好きが食い付いてくれればいいなと。

さてさて、いよいよお客さんが入ってきますよ。

開場

開場すると同時にどんどんお客さんが入ってきます。予行演習をする時間もなく、お客さんに説明をし始めます。私の作品は、パッと見なんだか全然分からないみたいなのでほらね?っていう感じで簡単にはすみません。いろいろ喋り方を変えながら伝わりやすい、反応の良い説明を模索していきます。

バコツイは、ユーザバーコードが発行できて、それを持ってきていただけると簡単ログインできるっていう仕組みを用意しておきました。バコツイはログインサービスなので、より楽しんでいただくにはログインが必要なのですが、現場でお客さんにそれをやらせるのは流石に厳しいのではと事前に考えたからです。

結局2日間を通してユーザコードを持ってきてくれたのは5人くらいでした。携帯でログインしてバーコードを表示させてピッっとしようとすると機種によっては駄目だったりしました。iPhoneは大丈夫でした。

MAKE参加に当たっての重要ポイント

開場している間、お客さんが絶え間なくやってくるので、ずうっと説明する必要があります。しかも同じ内容をずうっととなると疲れてきます。今回はチームラボさんにお邪魔して、シフトを組んでもらったので時々抜けられて楽でしたが、1人や2人では他の展示を楽しむ暇なく終わってしまいます。

MAKEに参加する場合は多くの助っ人を事前に用意しておく必要がありますね。少人数で回すのは厳しそうです。

面白かったその他の展示

どれもこれも面白かったのですが、自分的に気になったものをご紹介。

ホームセンターTENCOというホームセンターバトル漫画の金字塔、著者のとだ勝之先生が会場にいて手売りされていたので最終巻を購入、その場でサインも頂きました。これぞまさにMAKERによるMAKEの金字塔。

あと、バーコードで作られた「Alice in BARCODE」がバーコード繋がりとしては面白かったです。

MobileHackerz再起動日記: Make: Tokyo Meeting 06>電子書籍の本質的な課題を提示する「Alice in BARCODE」

作者の方とお話していて、書籍として見たときにちゃんとどこかの国の言葉で書かれた本のように見えるから不思議だなと思いました。イスラム圏の文字とか記号みたいで全然読めないじゃないですか、それと本質は何も変わっていなくて、黒い線の幅で文字を意味する言語体系がどこかにあっても全く不思議ではないなと感じさせてくれる作品。

テスラコイルをレーザーハープで演奏できたっていうのも面白かったです。私が弄っている間に壊れてしまったみたいですが。

結論

面白かったので次回もまた展示したいですが、今度は今回の反省も生かした内容にしたいです。

チームラボプロデュースのReebokCafe

火曜日は六本木ヒルズでまたMAKEっぽいガジェット祭りを見に行ってきました。

チームラボがプロデュースしたカフェでは、ハンガーに掛けられた商品を取ると前面の画面に商品情報が表示されたり、叩くと他のボールと色が同期するラボボールとかが展示されていました。更には、今回の新作らしいインタラクティブテーブル?が展示されていて、そのテーブルの上でお茶することが出来ます。触っているだけで楽しかったです。

今週いっぱいの期間限定らしいのでお近くの方は行ってみるのが良いと思います。

慶応大学SFCのオープンリサーチフォーラム

安住なき先駆っていうキャッチコピーがクールですね。こちらも六本木ヒルズで開催されていたイベントで、慶応SFCの研究室の集団発表会?。さまざまな研究発表が展示されておりいろいろ話を聞いてきました。WEB系だけでなく、環境や医療なんかの展示もあっていろいろ発見になりました。

インターフェースの第一人者、masuiさんもいてパネルの説明を一生懸命されていて違和感が凄かったです。

いろいろ面白い研究が多かったですが、指向性スピーカを使った研究やツイッターやpixivをサンプル対象にしたデータマイニング系など興味深かったです。



というわけで以上です。