トゥギャッターをグッドデザイン賞で展示してきました。

先週の25日から東京ビッグサイトで行われていたGOOD DESIGN EXPO 2010にトゥギャッターを出展してきました。

http://www.g-mark.org/expo/2010/

Gマークで有名なグッドデザイン賞。全応募作品の中から第1次審査に通過した数千のプロダクトが展示されているイベントです。Gマークが付いているとなんか良い商品な気がしちゃいますよね。あのマークを使うためにはこの2次審査を通過しなければなりません。

展示について

25日(水)は搬入日でして、2000点を超えるプロダクトが一気に搬入されてきました。私もPCを片手にひっそり搬入作業です。

展示期間中はエアコンが付いてないのか、付いてても搬入などの影響で効いてないのか、すごい暑かったです。

まあ、みなさんが本気なのは当たり前で、一年間で自分たちが発表したプロダクトを、有名審査員の方やデザイナーさん、目利きのユーザさんに披露するわけですからね。各企業の方々は展示なれしているという感じで、展示ブースに寸分違わぬ感じでピタリと納まっているパネルなど見ると流石だなと思いました。

トゥギャッターブースはわけも分からず持っていったパネル1つを置いただけで、あまりにも質素でした。

当初の展示ではこんな感じ・・・

結局、26日(木)の審査会はこの状態での展示になってしまって、受賞は厳しいかなという印象ですが一般来場者の方々にはもう少しまともな展示をしたいなということで急遽他のブースの展示を真似て、もうちょっと目立つことにしました。

展示を改善する

とりあえず、トゥギャッターの魅力を伝えるためのキャッチフレーズ的なものを考えました。とりあえず事前に考えた次のキーワードを元に少し膨らませました。

「あつめる・つなぐ・つたえる」

  • つぶやきをあつめる

Twitterでは、一瞬の内に膨大な数のつぶやきが生まれる。
あなたの手で本当に残しておきたいつぶやきを拾いだそう。

  • つぶやきをつなげる

小さなつぶやきの集まりも、つなげて大きくすることができる。
今日の出来事やキミとの会話もつなげ方次第でもっと素敵になる。

  • つぶやきをつたえる

あなたの想いをもっと多くの人に伝えませんか?
その感動は、きっと誰かと共有できるはずだから。


こういう臭いコピーを考えるのは恥ずかしくもありつつ、楽しいものでもありました。ほかにもこんなのを考えました。

没ネタです。

これらをキーワードにして3枚ほど別のパネルを製作しました。それを展示したのがこちら。

作成したデザインをキンコーズでパネルに張りなおしてもらいそれを並べて展示しました。

それとトゥギャッターのサイトの画面を表示し続けていてもいまいちだったので、ビデオを作製してそれを流す作戦にしました。ただ、時間的にも余裕が無かったので簡単に作れて動きがあるものという判断で今回は他社のサービスを使わせてもらいました。

Presentation Software | Online Presentation Tools | Prezi

洒落たプレゼンテーションが作れるので有名なプレジですが、こいつにはオートプレイモードが付いていて、それを使うと永遠とプレゼンテーションをループしてくれます。

フルスクリーン表示でオートプレイにすればちょっとしたステキな紹介VTRの完成です。これは評判が良かったみたいですね。左下に「prezi」って出てしまうのがダサいですが。

ちなみに展示していたスライドショーはこちらです。

Together With Tweets. by yosi tosi on Prezi

というわけで

一般展示の間には何人か知り合いの方も見に来てくれたようで嬉しかったですし、傍らからひっそり見ていると、食い入るように作品の説明を見てくれている方もいて大変嬉しかったです。twitter上にもtogetterが展示されてた!とかいう反応が少しだけあって嬉しかったですね。

どうやらトゥギャッターが展示されているのを見て「グッドデザイン、何でもありだな!」って言ってた人がいたらしいのですが、実際始めて展示を見に行ったのですが何でもアリでした。マザーボードとかも展示されてましたよ。

来年も何か出せる別のプロダクトがあったら出してみたいと思います。

ありがとうございました

事前の段階から当日に掛けてサポートいただいた中の人から、見に来てくれたお客さん。あと、展示に関連していろいろサポートしてくれた方々ありがとうございました。ああいうイベントに初参加したのですが、いろいろ勉強になって面白かったです。そういう機会があってお金に余裕があったらまた出してみたいと思います。

トゥギャッターのiPhoneアプリをリリースしました。

つぶやきまとめサービスとしてTwitterユーザのみなさまを中心にご利用いただいているTogetterに、この度iPhone専用のアプリケーションをリリースいたしました。

まとめよう、あつまろう - Togetter

アプリへのリンク(ストアが起動します)

ブログに転載するなどの場合は画像などご自由にお使いください。

こんな感じの画面になります。


現状で可能な機能はこちら

  • 新着・人気のまとめの一覧表示
  • まとめの詳細表示
  • まとめにつけられたコメントのチェック
  • TwitterのOAuthを利用したログイン機能
  • まとめに対するコメント・お気に入り(要ログイン)
  • 自分が作成したまとめ、お気に入りしたまとめの一覧表示(要ログイン)
  • 個別のつぶやきについてのReplt・RT・Favorite(要ログイン)
  • Twitterへのツイート機能(要ログイン)
  • safariでPC版Togetterを表示した際に自動的にアプリで開く

つぶやき毎のメニューの表示方法

分かりづらいと思うので説明しておきます。
個別のつぶやきの右下のユーザID名と投稿時間が書かれている部分をクリックするとメニューが出てきます。

他にもリリースしたものが2つ

  1. 携帯版togetter

ガラケー向けのtogetterです。とてもシンプルな機能しかありませんが、ようやくモバイルでもトゥギャッターのまとめが表示可能になりました。

  1. 関連するおすすめまとめ

はてなブックマークの関連記事情報や検索機能の提供で有名なプリファードインフラストラクチャーさんに協力いただき、関連記事表示機能を搭載しました。
埋もれてしまった過去記事もこれで救い出すことが可能です。

http://preferred.jp/index.html

今後ともよろしくお願いします

いろいろな機能を今後も提供予定です。ぜひご期待ください。

プログラミンで頑張って作られてるロジックを徹底解析

文部科学省が数日前にリリースしたプログラミンというビジュアル言語環境が個人的に凄い面白い。

プログラミン | 文部科学省

プログラミンという特定の処理機能を持った生物?を有機的に組み合わせることで、物が動いたり処理が連鎖したりという結果を発生させる。プログラミングが結果としての動作をいったん言語に落とし込む部分を、視覚的な手法で代替させてより直感的に現象を扱うことができることだろう。

絵柄も可愛く、全体的にクレヨンで書かれたような色調で出来上がったコンテンツがどれもこれも絵本のような風合いを持つのも統一感があって総じて何となく完成度が高そうに見えることに寄与しているのではないか。この感覚は実は大人でも子供でも、出来上がったものがちょっとでも素敵に見えれば更にその先に進もうというモチベーションにも繋がる気がする。

さて、個人的な面白さというと、やはり本業でプログラミングをしているので内部処理が気になってしまう。そもそも限定的なロジックしか書けないプログラミンの中で、特定の複雑な処理をどのように書いているのか気になってしまう。

幸いなことにプログラミンには元の処理を閲覧・編集できる機能があるので、実際の処理を眺めたり改変したりすることが可能なのだ。

例えばこれ

クマジャンプという作品であるが、jumpボタンを押した瞬間に幾つかの処理がランダムに発生する。プログラミンにはランダム整数を返すような関数は定義されていないので、どう実現しているのかは気になるところです。

で、実際にソースコードを見てみると、数字のオブジェクトと高速に横移動を続ける「?」マークがあることが分かります。実は、jumpボタンを押した瞬間に「?」マークに上移動の指示が発生します。上に移動するとどれか1つの数字と接触することになります。するとブツカッタンが呼び出されて、各数字に割り当てられていた処理が実行される。

このようにして、擬似的にランダムを発生させている。

他にも例えばこちらの作品はタイマー関数が無いにも関わらず一定時間後に呼び出される処理を実装しているのが優れた点と言えるでしょう。

他にも難易度の設定があったりクリア時のランク評価機能があったりと大変複雑なことになっているようです。デバック環境が貧弱な中、独自にそれっぽいものが実装されているのも圧巻です。

他にも面白いネタがあったらまとめて置いていくのでコメントなりで連絡頂けるとうれしい。

PHPでtwitterのつぶやきに適切なリンクをはる方法

twitterのつぶやきには、@で始まるユーザ表記やハッシュタグ、加えてリンクが混在していて、APIで取得してきたつぶやきに対してキレイにリンク処理を行うのはちょっと面倒だったりする。

単純な正規表現を繰り返してもダメなケースがある。例えば#を含むURLがあるとハッシュタグと間違ってしまったり・・・。

綺麗に処理する方法を思いついたので書いておく。

preg_replace_callbackを使えう

今回始めて知ったのですが、preg_replace_callbackを使えば正規表現にマッチした部分に更にプログラム的に処理を何重にも施すことができるのでやりたい放題になります。

class TwitReplace{
    private static $instance = null;
    public static function getInstance(){
        if (is_null(self::$instance)) {
            self::$instance = new self;
        }
        return self::$instance;
    }
	
    public function start($text){
        return preg_replace_callback("/https?:\/\/[a-zA-Z0-9\-\.\!\~\*\'\"\(\)\;\/\?\:\@\&\=\+\$\,\%\#\_]+|@[a-zA-Z0-9_]+|#[a-zA-Z0-9_]+/mi",array($this,'replaceText'),$text);
    }
    private function replaceText($res){
        $text = $res[0];
        $formats = array("<a href='$1'>$1</a>","<a href='http://twitter.com/$1'>@$1</a>","<a href='http://twitter.com/#search?q=%23$1'>#$1</a>");
        $patterns = array("/(https?:\/\/[a-zA-Z0-9\-\.\!\~\*\'\"\(\)\;\/\?\:\@\&\=\+\$\,\%\#\_]+)/","/@([a-zA-Z0-9_]+)/","/#([a-zA-Z0-9_]+)/");
        foreach($patterns as $key => $pattern) {
            if (preg_match($pattern, $text, $matches)) {
                return preg_replace($pattern, $formats[$key], $text);
            }
        }
    }	
}

上記のクラスはシングルトンなので使いたいところでこんな感じにする。

echo TwitReplace::getInstance()->start("たとえばこんなURL http://www.dedemouse.com/schedule/#163");

まあ、そうすると綺麗にURL部分がリンクになったHTMLが吐き出されますよという話でした。URLと認識させるところの正規表現とか雑かもしれませんが・・・以上コネタでした。

ヤフー映画で脅威の4.7を叩き出したトイストーリー3を見てきた

川崎のIMAXにてトイストーリー3を見てきました。私が絶大な信頼を寄せるヤフー映画のユーザーレビューにて脅威の4.7の叩き出していたので見に行かない訳にはいきません。しかも、話題の3D映像&安心印のPIXERです。

http://www.disney.co.jp/toystory/

トレイラーはこちら。

大迫力の3D映像体験、ミニチュアの世界が3D表現になることで高低差とか遠近感が出てきてちょっとした段差なのに迫力があったりして、本当におもちゃと同じ背丈になったように感じられます。

おもちゃそれぞれに個性があって、物語があったり、活躍の場面があったり・・・。みんなで協力して、そして友情を深めていく。2時間、笑ったりハラハラしたり感動したり、飽きることのない時間を過ごさせていただきました。

楽しかったです。

今月はあとアリエッティーっとかインセプションとかありますね。クレヨンしんちゃんも評判良さそうです。

アリエッティはレビューをみるとあまり点数が伸びていないようですね。さて見ようかどうしようか・・・。

Togetterがまたちょっとだけ進化しましたよ


昨日の未明にTwitterのつぶやきまとめサービス「Togetter」のリニューアルを行いました。

まとめよう、あつまろう - Togetter

機能面だけではなく、デザイン面、バックエンドなどなど全体的にブラッシュアップを行いました。今回のリニューアルは今後の展開に向けての第1弾の布石という位置づけですが、リニューアルポイントを列挙しておこうと思います。

その1・画像数の削減を目的としてデザインの変更

全体的に地味になったという評価もtwitter上にありましたが、画像数を削減して軽量化と今後のデザイン変更をし易くしました。

その2・お気に入りの削除機能+通知機能の追加

要望が多かった機能なのですが、登録したお気に入りを後から削除することが可能になりました。自分のお気に入りページに進むと右上から削除が可能です。

お気に入りボタンを押すとTwitterに投稿するかどうかを確認するダイアログが表示されて、「はい」を押すことでTwitter上に自分がお気に入りにしたことが通知されます。まとめを他の人にオススメしたい時などは便利な機能です。

その3・アイコンやユーザー名にマウスを重ねると詳細情報が表示されます。

特につぶやき中のユーザ名については、気になった際にその場でユーザの確認ができ、フォローをすることも可能です。

その4・自分のつぶやきがまとめ内で使われたことが確認できる。

http://togetter.com/notice要ログイン

いままでTogetter上でつぶやきが使われていた場合に、使われた本人が確認気づくことができないという状態でしたが、今回のリニューアル以降に追加されたつぶやきについては、上記のページから確認できるようになりました。

その5・意図せず使われてしまったつぶやきを自分の権限で削除できる。

今まで大きな問題にはなっておりませんが、twitter上のつぶやきの権利の所有権は発言者のものとなっております。TogetterはAPI経由でつぶやきを使うことで使用権を認められていますが、今後のリスクを考え所有者が権利を行使できる環境を用意いたしました。

その6・つぶやき中の画像展開に対応したサービスを増やしました。

いままではtwitpicぐらいにしか対応していませんでしたが、携帯百景やtweetphotoなどにも対応いたしました。またyoutubeも動画のサムネイルを表示するなどの機能を備えております。

その7・その他いろいろ

ボタンの配置や機能、まとめ作成時の重複削除など、他にも多くの対応を行っています。

これらの中にはユーザさんからの指摘で実施しているものも多く、要望については目を通してふぁぼっているので、他にもありましたら [twitter:@yositosi] 充てにつぶやきをお送りください。

それでは今後ともtogetterをよろしくお願いします。

飯田橋にある名画座を初体験してきた

飯田橋に引っ越して、交通の便とかはすっごい良いんだけど、周りにあんまり楽しめるスポットが無いなーって思ってた。

買い物はラクーアがすぐ近くなので、選ばなければそれなりに目的のものは買える。

おしゃれスポットとしては神楽坂があるので申し分はないけど、あんまり開拓してないので良く分からない。

もっとエンターテイメントが無いかなーと思っていた矢先にたまたまネットで見つけたのが駅前にある名画座ギンレイホール」だった。

飯田橋ギンレイホール http://bit.ly/ch0IcG

名画座って聞くと1960年代とかの自分が生まれる前の白黒映画とかやってんのかなくらいのイメージだったけど、ラインナップを見ると半年くらい前に話題になったやつを2週間のローテーションでやっている。

ちょっと前には気になっていて結局見てない「500日のサマー」とかやってて、気がつくのが少し遅かったと悔やんでいる。

今日時間があったので、ふらりと出かけてみた。名画座とはいえ、飯田橋という僻地の映画館だしそんなに混んでないだろうと思ったら意外にも満席に近い。まあ、そんなに大きな映画館ではないがミニシアターよりも席数はしっかりある。時期を過ぎた作品にこれだけ人が来るのだからなかなか凄い。

大人は1500円で2作品を鑑賞することができる。映画2本みたら1日が潰せる感じなんで、老人の暇つぶしには最高だろうなんて思っていたけど、結構若いカップルとかもいた。大学とかが近いからだろうか、折角のデートならバルト9とかの方が良いと思うのだが。

1500円払って映画1本だけでは勿体無い感じがしたので、結局自分も2本立て続けに見てしまい、午後2時前に映画館に入って出てきたのは6時。折角の日曜日は潰れてしまった。

しかしながら、もともと映画が好きで自宅にプロジェクターを用意したり、スカパー契約していたりしたのだが、自宅の近くにマイシアターがあるというのは嬉しい。

ツタヤでレンタルとかだと結局自分が見たいのしか見ないので、スカパーみたいにコンテンツが垂れ流されてて強制的に消費させられる方が自分としては視野が広がって気に入っていた。その点でも話題の名作を勝手にチョイスしてお勧めしてくれるのは嬉しい限りだ。

1万円払うと年間見放題らしいので、名画座への貢献も兼ねて1万円で会員になって見ようと思うのであった。

今後は、仕事の前に映画1本見るとかいうライフスタイルを採用しようと思う。