iphoneアプリをAdhoc配信で貰った場合のインストール方法まとめ
tumblr.picsのiphone版のモニターユーザテストで、開発中のアプリケーションを配布しているのですが、adhocからのアプリのインストールが簡単ではないようなのでまとめてみました。
他の場合でも参考になると思いますのでご利用ください。
○○.ipaの場合
送られてきたファイルが○○.mobileprovisionと○○.ipaという組み合わせの場合、iphoneの接続されたitunesがあれば簡単にアプリケーションをインストールすることができます。
上の2つのファイルを選択して、itunesのライブラリにドラッグ&ドロップするとアプリケーション画面が表示されます。
アプリケーションの一覧の中に、これからインストールしたいアプリケーションがあるはずです。あとは、左側のメニューの中のデバイスの項目から自分のiphoneを選択して、アプリケーションタブを開きます。
アプリケーションタブのリストには今までインストールされたアプリケーションが並んでいますが、この中に先ほどのアプリがあるはずですので、チェックマークを付けたら、右下の適用ボタンをクリックして、iphoneにアプリケーションをインストールしましょう。
構成が間違っていない場合は、スムーズにインストールが完了してアプリケーションをご利用いただけるはずです。
windowsの場合
アプリのインストールにはiPhone構成ユーティリティ2.0を使います。まだインストールしていない方はappleからダウンロードしてきてインストールしましょう。
iPhone 構成ユーティリティ 2.0
インストール時に.Netが要求される場合があると思いますが、その場合はこちらを先にインストールする必要があります。
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
インストールが終わったらiphoneとPCを接続して構成ユーティリティーを起動してみてください。
自分のiphoneの名前がデバイスのところに表示されれば正しく認識できています。
次にAdhocで渡されたアプリと認証用のファイルを用意します。○○.mobileprovisionと○○.zipというファイルだと思います。
このうち○○.zipのままでは使えませんので、zipファイルを解凍してください。○○.appというフォルダが出来ると思います。
iphoneを接続した状態の構成ユーティリティーの左メニューから「アプリケーション」を選択してください。
そうしたら、右側のテーブルに先ほど解凍して出来た○○.appと○○.mobileprovisionを2つ選択した状態でドラッグ&ドロップします。そうしますと、インストールしたいアプリケーションがテーブルに一行追加されると思います。
最後は、左側メニューのデバイスの項目にある自分のiphoneを選択して、右側のタブから「アプリケーション」を選択してください。そうすると、テーブルにインストール済みのアプリケーションが並んでいて、その中に先ほど登録したインストールしたいアプリケーションが増えているはずです。
「install」をクリックするとiphone内に登録したいアプリケーションがインストールされます。
もしデバイスの判定でエラーになる場合は、登録されているデバイス番号が間違っている可能性がありますので、アプリの管理者にご連絡ください。
macの場合
windowsと同様の手順ですので簡単に説明します。まずiPhone構成ユーティリティ2.0をダウンロードしてきてインストールします。
これを通常アプリケーションをインストールするのと同様にマウントしてインストします。構成ユーティリティーはアプリケーション>ユーティリティー>iphoneConfigurationUtilityに作られています。
ダブルクリックしてアプリケーションを起動して、iphoneを接続します。上手く認識されれば、左メニューのデバイスの項目に自身のiphoneが表示されるはずです。
次にAdhocで配信されてきたアプリケーションをインストールします。windowsと同様に○○.mobileprovisionと○○.zipを用意してください。そして、○○.zipをダブルクリックしてファイルを展開してください。中から、○○という名前のアプリケーションが表示されると思います。
この作られたアプリケーションと○○.mobileprovisionを構成ユーティリティーのアプリケーションの項目にドラッグ&ドロップします。すると、追加したいアプリケーションの行が出来るはずです。
あとは、左メニューから自分のデバイスを選択し、アプリケーションタブから、インストールしたいアプリケーション横の「インストール」ボタンをクリックするだけです。
プロビジョニングファイルとデバイスのチェックに問題がなれば正しくインストールされるはずです。
tumblrの人気画像をチェックできる「tumblr.pics」リリース
tumblrの人気画像をチェックできる「tumblr.pics」をリリースしました。
このサイトは、tumblr上で今本当に人気のある画像をチェックすることができるサイトです。
独自アルゴリズムでtumblr上の画像をランキングしています。日本語関連の画像であっても、フィルタリングによってアダルトぽい画像とそれ以外を分類しています。
更にはそれぞれのtumblrの画像サムネイルで一覧して確認できますので、好きな画像をすばやく見つけることが可能です。
ページ上部の検索ボックスを使えば、特定のtumblrのページを検索することができます。
それぞれの画像のページでは、画像に対してreblogしている他のtumblrをチェックすることができます。あなたの知らなかったtumblrを見つけるのに役立つかもしれません。
現在iphoneアプリ版の最終調整を実施しております。iphoneアプリ版では画像をスムーズに確認したりボタン1つで保存できるなどの機能が搭載されています。
現在iphoneアプリのモニタユーザを募集中ですので、@iphonfanメンバーの方はご応募いただけると嬉しいです。
honeアプリ「ニコ2ちゃんねる」を紹介してくれた媒体たち
私が開発したiphoneアプリニコ2ちゃんねる(itunesが起動します)を紹介してくれました媒体が幾つかありましたのでここで列挙しておきたいと思います。
特にiphone関連ニュースサイトの方々の記事は実際にアプリを使った感想やオススメの使い方などを独自に紹介してくれていて、大変嬉しく思いました。ありがとうございました。
2chまとめアプリ「ニコ2ちゃんねる」の開発&販売手順まとめ
先日、初めてのiphoneアプリニコ2ちゃんねる(itunesが起動します)をリリースさせていただきました。
はじめてのiphoneアプリ開発だったり、objective-cだったりでプログラミングも苦労しましたし、AppleDeveloperConnectionへの申請関係でも面倒な思いをしました。ので、ここにまとめを兼ねて書いておきたいと思います。これから開発を始める人の参考になれば良いと思います。
・チュートリアルよりサンプルコード
今回、初めてのiphoneアプリ開発を始めるにあたってまずした事はxcodeのインストールです。まあ、そこはネットを調べてもらうとして、一番最初に手を付けたのはサンプルコードをひたすら読むということです。
少し前の上の資料でもサンプルコードやライブラリをまとめていますが、今回は実際に参考にしたサンプルコードを挙げておきます。
NatsuLiphoneはニコ2ちゃんねるの全体の構造の参考にしています。雰囲気的に似ているなと感じるところはあると思いますが、読んでいて大変分かりやすく画面遷移などの部分で勉強になりました。
Hatenatouchの方では、ライブラリや通信用のクライアントなど便利系のコードの使い方を学びました。JSONの周りは勉強になりました。
githubやgooglecodeなどにソースコードはゴロゴロしているので、いろいろ落としてきて動かしてみるのが良いと思います。
#xcodeのワークスペース直下にソースコードを配置 sudo port install git-core +svn git clone git://github.com/kishikawakatsumi/hatena-touch.git
xcodeでプロジェクトを開いてビルドすれば実行できるので、後はいろいろ改変させてみて挙動を掴んでみるのが良いと思います。チュートリアルとやるとその場ではやった気になるとは思うのですが、いざ追加の機能を付けろと言われると途端に何をしたら良いのか分からなくなると思うので、お勧めしません。
・参考書について
チュートリアルと同じで参考書を読んでいても実際のアプリは書けないと思うので、とりあえずソースコードを動かして見て、分からない部分が出てきたら参考書やgoogle検索する方が実践的で身になりやすいと思います。
ただしソースコードを読んでいても絶対に学べないのは、開発環境の使い方です。iphoneアプリはxcodeで開発しなくてはならないので、ここが1つ目のハードルです。ここだけは最初に参考書を見て概要を掴むのが良いと思います。
サンプルプログラムから学ぶ iPhone SDK プログラミングガイド | |
酒井 裕司 おすすめ平均 これはひどい 難しいところが面白い本 ソースとかが乗っていない事があります... 本の記述と実動作が伴わない 「責任者出てこい!」と古いネタを持ち出したくなる Amazonで詳しく見る by G-Tools |
私が良かったと思うのはこの本です。amazonでの評価は低いですが、xcodeの詳しい使い方が載っていて為になりました。ソースコードのところは読んでいません。
あとobjective-cについての基本的な部分は辞書的に使える本が一冊は欲しいなと思い次のものを買いました。
詳解 Objective-C 2.0 | |
荻原 剛志 おすすめ平均 読み通すのは少々大変です Macプログラミングの良書 初心者入門書としてはお勧めします。 良書! 日本語ではこれ以外ないでしょう Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちょっとした関数の挙動についてはこれを見ています。
・ネット上の開発関連情報について
開発のモチベーションを保ったり、自分の知らないライブラリやテクニックを知るためには常に最新情報に触れているのが良いと思っています。私は過去に自分で作ったまとめサイトジェネレータでiphone開発関連のフィードをまとめてそれを毎日眺めては新着記事に目を通しています。
まあ何でも良いと思います。とにかく、常に業界動向に気を配ることで自分を刺激するのが良いと思います。
・SQLiteを使ってブックマークを管理
iphoneのアプリではアプリ内にSQLite形式のデータベースを持つことができるので、アプリ内のブックマークの管理にはそれを使っている。mysqlなどと同じようにselectしたりorder使ったりできるのでやっぱり便利。最近はブラウザ側でも使えるようになってきて、クライアント側でデータを管理するようにして便利に使うというのは一般的な話になってきそうですね。
fmdbというiphone用のSQLiteラッパークラスを使ってqueryの発行を行っています。とっても簡単に使えて問題なく動作しています。
テーブルの作成については、firefoxのextensionであるSQLite Managerっていうのを使ってベースとなるデータベースを作成し、それをアプリ内に読み込ませるようにしています。
・アプリを実機で動かして、AppStoreで販売できるようにするまで
ハッキリ言って一番面倒です。itunesConnect周りの完成度は低いのだか高いのだか分かりません。よく出来ているなーとは思うけど、日本語文字列で引っ掛かって何ヶ月もアプリ販売できないとか発生するようです。
1.登録情報の確認
自分が登録しようとしているアカウントの記載をチェックする。日本語とか文字化けとかが入っていたら、再度アカウントを取り直したほうが無難。
2.Developer Programに登録する
10800円をAppleにお布施して開発者と認めてもらう行事。通常は問題無く通過するが、私は送られてきたactivationCodeがエラーになって先に進めなかった。Appleに英語でメールを送ったら個人を認証するから運転免許証のコピーをFaxで送って欲しいといわれる。が、Faxは無いし面倒なので、免許証をスキャンして、メールに添付して送り返した。すぐに返信が来てとりあえず事なきを得たが一瞬面倒なことになったと思った。
大概、面倒なことになるとかなりの期間放置されるようなので・・・。
3.実機での動作
ここについては、ネット上のドキュメントを参考にしながらその通りに作業を進めた。
ちなみに私はこの辺を参考にしました
とりあえず実機での動作が確認できたらひたすらリリースに向けて開発を進める。ただ、並行してアプリを販売できる状態に持っていくのもやっておりた方が良いと思う。完成すぐ販売という流れに持って行きたいので。
4.W-8BENの申請
有料でアプリを販売できるようにするための手順、ここが一番面倒だった。もはや1日まるまる使った。精神的にも・・・間違うと面倒なことになるので。
他にもいろいろ参考にしたと思うがとりあえず上のとかを参考に登録をしていきます。
EINというのを取得して申請書に書かなくちゃいけないのかどうか議論が分かれているのですが、私は上のを参考にとりあえず取得をパス。とりあえず今現在アプリの販売は出来ている。
というわけで、頑張って資料を提出する。最後にPDFでW-8BENのPDFが送信されてきて、それをFAXで送ってくださいと書かれているのですが、これも一度印刷したものをスキャナしてメールで送信しました。次の日には受領したよメールが来ていてアプリが販売できる状態になりました。
5.アプリの申請
これもまた面倒だった。なんでこんなに面倒なんだよと思いつつも仕方が無いので頑張る。
というわけで無事アプリを申請、一週間ほどで審査が終了し晴れて販売となったわけです。
・あとは売れるアイデアを考えるのみ
以上でアプリを作ってから販売することができるようになったので、あとは良いアイデアを考えるだけですね。ただ、AppStoreのトップランキンを見てもあらゆる内容のアプリが販売されているので何がヒットするのかは判断が難しいところだと思います。世界レベルで売れるアプリであれば、良い気分に浸れそうですね。とりあえず自分が欲しいなと思えるようなアプリを作るのが手っ取り早くて確実なのではないかと思います。
・開発者が個人レベルで収入を得られる時代
AppStoreが先駆けとなって、オープンなプラットフォームと流通市場を作ってくれたお陰で、他のさまざまな分野でもその流れが出来つつあるようですね。日本ではmixiがアプリプラットフォームを発表して、開発者で8割還元するという太っ腹な発表がされましたし、androidやwindowsもしかり、更にはsonyを始めとするコンシューマゲーム分野でもオンラインでのゲーム販売が主流になりつつあり、開発環境の値下げも始まっているようで技術力さえあれば、個人でも任天堂のwii用のゲームを作れる時代が来るかもしれませんね。
いやー夢は広がりますね。
というわけで、ニコ2ちゃんねる(itunesが起動します)を宜しくお願いします。
PS.よく落ちるらしいので頑張って直します。
iphoneで2chまとめを楽しむアプリ「ニコ2ちゃんねる」リリース
このアプリは数多くの2ちゃんねるまとめブログを、更にまとめてiphoneアプリ上で便利に楽しむためのアプリです。
このアプリは他のRSSリーダーと違って次のような特徴があります。
- 独自アルゴリズムで人気順を表示
- 全てのブログから記事を新着順に表示
- はてなブックマーク数を表示することで人気の記事をチェック可能
- アプリ内のブラウザでスムーズな記事の確認
- ブックマーク登録によりいつでも目的の記事に辿り付ける
- 関連する2ちゃん記事を表示する機能
更には、アプリで付けたブックマークをwebサイトと同期させてPC上で確認することも可能です。
アプリ内のブラウザで有名な2ちゃんねるまとめブログを簡単にチェックすることが可能です。
関連するスレを表示される機能を使えば、似たような内容の記事を抽出して表示させることが可能です。
iphoneをお持ちの方は是非、このニコ2ちゃんねる(itunesが起動します)をお試しください。
ソーシャルRSSリーダー「タグリ」をリニューアルしました。
みんなでRSSフィードを共有・管理して楽しむサービス「タグリ(http://www.tagli.org/)」をこの度リニューアルいたしました。
勝手にソーシャルRSSリーダーと名付けていますが、共有型のRSSリーダーです。
今回新しく追加された機能は以下ものがあります。
要望の多かったRSSフィードによる記事の配信により、お気に入りのRSSリーダーにて記事をチェックすることが可能になりました。
例えばiPhone関連のフィードをまとめたタグリでは、関連フィードの中からよくチェックされているものをランキングすることができるようになりました。
複数のフィードの中から人気の高いものをランキング化し、はてなブックマーク数を合わせて表示させることで注目の記事を逃さずチェックすることが可能となりました。
他にも次のようなオススメタグリが設定されています。
またiphone対応版のタグリにも同様の機能を移植してリニューアルを行いました。
iPhone用の見た目に合わせて調整されたタグリにより、外出中でも新しい情報を逃さずチェックすることが可能となりました。
iPhone版(http://i.tagli.org/)もあわせてご利用ください。
ドロワーのスレをみんなで共有してまとめるサイト
お手軽にお絵かきコミュニケーションサービス「drawr
」では、個人のお絵かきを2チャンネルのスレッドのように見立ててコメント欄でコミュニケーションを図る文化があります。
問題はドロワーのエントリーにはタイトルが付けられないのでスレやトピックを検索したりすることができません。過去の良スレを見つけ出したりすることがとても困難です。
drawr:naviではそれぞれのスレやトピックに名前を付けてタグで管理することができるようになります。これによって検索をしたり関連する内容のスレを見つけたりし易くなります。
今回のサービスは前回のdrawruとは異なり個別のイラストにランキングを付けるものではなくスレやトピックなどの検索性を高めてよりコミュニケーションし易い環境を整えることを目的にしています。
是非ご利用いただければと思います。